LONE WOLF UNION 始動!
学生生活をアメ民で共に過ごしたHideとサンタラが
今の技術と機材と自粛生活であり余った時間を駆使して遠隔カバーセッション!
誰よりもあの頃の自分にお届けしたい名曲10選!
オンラインセッションは狼の遠吠えのように
2020年4月7日。衝撃的なニュースが流れてきて、スマホをスワイプする指が止まった。John Prineが亡くなった。それもコロナで。
アメリカを代表するカントリーシンガーである彼の優しくも強い、芯の通った音楽に影響を受けた人は数知れず。
この遠い遠い日本という国のこんなしがない歌い手の私でも、"Speed of the Sound of Loneliness"で感動し、"Angel from Montgomery”で震えた。
この訃報に触れて、何かせずにはいられなかった。
よくある「この日は彼の音楽を一日中聴いてました」ではとても済まなかった。
そうだ、この感覚を共有できる仲間がいる。
それはアメリカンフォークソングクラブ - 通称「アメ民」時代に苦楽を共にした仲間だ。アコースティック楽器のみ、打楽器なしでトラディショナルなブルーグラスからカントリーやフォークを演奏するというこのあまりにマニアックなクラブでこの曲はまさに当時の我々にとってのアンセムだった。この
今も音楽を愛し奏でる仲間と一緒に"Angel from Montgomery"を演奏したい。
早速、遠く離れた場所で活動する「狼たち」と連絡を取ったところ、快諾してくれた。
コロナ禍で会うことはできなくても、我々にはこれを乗り越える知恵と経験がある。
こうして我々狼はリモートの群れを作り、Lone Wolf Unionが発足。
そしてこの曲を録音した。
狼の遠吠えには三つの意味があるという。
居場所を知らせるため、仲間を探すため、そして仲間との絆を深めるため。LWUは吠えた。アジアの小国にも、あなたの音楽でこんなにも人生に彩りを与えられた者がいるということを知らせるために。
Rest In Peace, John. (Hide)
Angel From Montgomery(1972)
Written by John Prine
Hide : Acoustic guitar, Vocal
Kazutoshi : Electric guitar, Resonator guitar
Kyoko : Vocal
チケット販売は終了いたしました。
たくさんのご購入ありがとうございました!
Hideyuki Kashimoto (Hide)
アメリカンフォークソング部第29代部長。
奈良県出身。
2月24日生まれ。
敬愛するジョージハリスンと同じ誕生日であることが自慢。音楽と映画と自転車を愛するAB型うお座。
異常とも言える洋楽好きが講じて英語を学び、日本の外国語大学卒業後、米国NY州の大学院に留学。英語教授法修士を修了したという異色の経歴の持ち主。学生時代傾倒したブルーグラスの影響も感じさせる、カントリーなあたたかい声と独自のメロディセンスでアランスミシーバンドを支えるソングライターでありボーカリスト。このプロジェクトではすべてのミックスを担当。
Kazutoshi Sunada
アメリカンフォークソング部第31代部長。
山梨県出身。
11月14日生まれ。
坂本竜馬の誕生日の前の日、といつも言っている。
音楽と植物を愛するA型さそり座。
THE ALFEEがライブやラジオなどで披露していた
S&GやCSNなどのカバーを聴きアメ民に興味を持ち入部。
入部した時からスリーフィンガーができたので尊敬されて部長になった。
卒業後、2004年サンタラとしてメジャーデビュー。
このプロジェクトでは
アコースティックギター、エレキギター、バンジョー、マンドリンなど
ほとんどの楽器とアレンジを担当している。
Kyoko
Tamura
アメリカンフォークソング部役職なし。
山口県出身。
7月24日生まれ。
谷崎潤一郎の誕生日で芥川龍之介が死んだ日。
音楽と芋焼酎、人間より動物を愛するO型しし座。
人間と飲むよりは眠る犬猫を傍らに飲みたいひとり酒舟唄派。
卒業後、2004年サンタラとしてメジャーデビュー。
サンタラのオリジナルアルバム「High & Low」に収録された曲「サイモンの季節」では
アメ民での青春の日々を描いている。
このプロジェクトではほとんどのコーラスアレンジを担当。
Guest Players
Masaru Tanaka
8月13日、大阪生まれ。
ピアノは5歳から、ギターは中学生の頃から弾き始めました。
歌うこと、音を鳴らすこと、気持ちを歌にして表現し
自分と誰かとの間に置くことが大好き、
昔も今も、そんなことに救われながらぼちぼち歩いてます。
アメ民には1990年に入部しました。
仲間たちがいて、自由な空間で、いっぱいの音楽に触れられたあの頃、これは僕の財産だなあとつくづく・・・。
あっ、たいした役職は無し。
そしてこのごろは、今さらながらではありますが、
ジャック・ジョンソンと真心ブラザーズを聞きながらビール飲んでます。
Kanako Keyaki
奈良育ちの奈良在住。
幼少の頃からヴァイオリンを始め、大学にヴァイオリン専攻で入学しクラシックを学ぶ。
在学中に学外でアコースティックデュオを結成しライブ活動を始めていく。
アイリッシュフィドル弾きの功刀丈弘氏のライブをみて聴き惚れる。
アイリッシュ音楽が盛んな京都に引越してアイリッシュパブでのセッションやライブ活動をしていく中で沢山の出会いを経て「Pirates Canoe」のフィドル弾きになる。
ジャンル問わず惹かれたものに吸い寄せられるがまま音楽を続ける。ギネスと夕焼けが特に好き。